こんにちは、えもやん(@emoyan_stone)です。
元ヤンだろうが元ヤンじゃなかろうが、何歳になってもついつい男が読んでしまう漫画のジャンルといえば不良・ヤンキー漫画。
ということで、今回は数々の不良漫画を読んできた僕が「喧嘩シーンが激アツな不良漫画」と「ギャグが面白すぎる不良漫画」と「伝説の不良漫画」に分けておすすめの不良漫画を紹介していきます。

超絶オススメ
- サムライソルジャー ←激アツ
- ナンバMG5 / ナンバデッドエンド ←激アツ
- Gメン ←ギャグ
- 香取センパイ ←ギャグ
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目次
喧嘩シーンが激アツな不良漫画5作
サムライソルジャー

作者 | 山本隆一郎 |
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巻数 | 全27巻 |
期間 | 2008〜2014年 |
出版 | 集英社 |
冗談抜きで全キャラが魅力的!故に全喧嘩が面白い
最強の不良集団「ZERO」の元メンバーで、圧倒的な強さから「渋谷の凶竜」と恐れられた伝説の男「藤村新太郎」。
ある出来事をきっかけに一線を退いた藤村が、渋谷統一を目指す「ZERO」の暴走を止めるために、たった1人でギャングの抗争に身を投じる物語です。

©サムライソルジャー
圧倒的に強い主人公・藤村の暴れっぷりを見ているだけでもいいのですが、藤村以外の喧嘩もメチャクチャ熱く、美玉中での「藤村チーム」対「渋谷連合」の戦いは最高に面白いので、ここは絶対に観ておくべきですね!
「GOLD」や「元ヤン」など、ヤンキー漫画でスマッシュヒットを飛ばす山本先生の作品なだけあって、主人公側のキャラはもちろん、敵対するチームの男たち一人一人のバックグラウンドも丁寧に描かれています。
サムライソルジャーを読む
ナンバMG5 / ナンバデッドエンド

作者 | 小沢としお |
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巻数 | ナンバMG5-全18巻 ナンバデッドエンド-全15巻 |
期間 | 2005〜2011年 |
出版 | 秋田書店 |
ヤンキーとシャバ僧の二足の草鞋!笑えて泣けて興奮できる
千葉最強だった父、元レディースの母、関東最強の兄をもち、家族全員に全国制覇の夢を託された難破家の次男「難破剛」が主人公。
そんな彼が喧嘩の日々に嫌気がさして家族に内緒で真面目な高校に通い出す・・・という逆高校デビュー漫画です。

©ナンバデッドエンド
しかし入学早々、同級生を助ける為に特攻服とマスクで正体を隠してヤンキーをぶちのめしてしまった事がきっかけで、不良たちから狙われることに。
なのでしっかりと喧嘩シーン満載なのですが、独特のギャグセンスを持った小沢先生の作品なだけあって笑える所がとにかく多く、ギャグ漫画好きにもおすすめ(ナンバデッドエンドは、反対にシリアスで泣けます)!
ナンバMG5を読む
東京卍リベンジャーズ

作者 | 和久井健 |
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巻数 | 21巻 |
期間 | 2017年〜 |
出版 | 講談社 |
不良漫画にとどまらない!今最も続きが気になる漫画ナンバーワン
中学時代の彼女が悪党連合「東京卍會」に殺されたことを知った後、突然12年前の中学時代にタイムリープした、冴えないフリーター花垣タケミチ。
彼女の死を防ぐために、タケミチが過去と現在を行き来して奮闘する、新感覚不良漫画です。

©東京卍リベンジャーズ
不良漫画にタイプリープの設定を組み込むという斬新な漫画ですが、さすが「新宿スワン」を書いた和久井先生だけあってサスペンス要素が強く、緊張感が半端ないです。なので、常に続きが気になってしまいますね。
発売当初から各所で話題となっていましたが、漫画史に残る作品になりそうな予感・・・。
東京卍リベンジャーズを読む
BOY

作者 | 梅澤春人 |
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巻数 | 文庫全20巻(完) |
期間 | 1992〜1999年 |
出版 | 集英社 |
「無敵」といえばこの人!ろくブルと共にジャンプ黄金時代を支えたヤンキー漫画
世界征服を本気で企む天下無敵の高校1年生、日々野晴矢。
口だけでなくガチで無敵の日々野が、ゲスい奴らを完膚なきまでに倒しまくる、痛快ヤンキー漫画です。

©BOY
一人称が「オレ様」だったり、仲間の事を「下僕」と呼んだり、喧嘩の時には背中からバッドやフライパンを出したりと、とにかく日比野が破天荒!
なのに、本当は誰よりも仲間想いだったりして、胸が熱くなるシーンがめちゃくちゃ多いです(皆の前ではふざけてばかりなのが格好いい)。
BOYを読む
ギャングキング

作者 | 柳内大樹 |
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巻数 | 36巻 |
期間 | 2003年〜 |
主人公の言葉が重い!考えさせられる不良漫画
自分の体に彫り物を入れたエピソードや喧嘩の強さから、不良界で知らない者はいない、バラ学高校1年「和彫りのジミー」。
そんなジミーが世界一の彫り師になる夢を持ちながら、仲間のために戦ったり悩んだりして、人として成長していく物語です。

©ギャングキング
ジミーは超がつくほど繊細な性格のため、人一倍考えすぎてしまい、不良とは思えない言動が目立ちます(ブチ切れた時は不動明王の様な形相で暴れるので、喧嘩シーンは迫力満点)。
特に説教モードに入った時のジミーの言葉がメチャクチャ重くて、読んでいると考えさせられることが多々あります。
ギャングキングを読む
ギャグが面白すぎる不良漫画5作
Gメン

作者 | 小沢としお |
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巻数 | 全18巻(完) |
期間 | 2014〜2018年 |
出版 | 秋田書店 |
読まないと損!喧嘩あり、恋愛あり、笑いありで満足度MAX
「彼女できる率120%」と噂される、4つの女子高に囲まれた私立武華男子高校に転校してきた門松勝太でしたが、彼が入れられたのは問題児ばかりを集めたG組で・・・。
絶望的に不利な状況で仲間たちと彼女作りに命をかける、青春ヤンキーコメディです。

©Gメン
小沢としお先生は「ナンバMG5」も半端なく笑えましたけど、Gメンはギャグのキレが激増しています!
なのでギャグ漫画のカテゴリにあってもおかしくないんですけど、主人公は見た目に反してめちゃくちゃ強く、喧嘩シーンがかなりあるのでヤンキー漫画としても超一級品です(終わり方も最高)。
Gメンを読む
香取センパイ

作者 | 秋好賢一 |
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巻数 | 全11巻(完) |
期間 | 2002〜2006年 |
出版 | 秋田書店 |
空前絶後のアホ主人公に爆笑必至!隠れ名作漫画です
喧嘩は最強なのにアホすぎるせいで不良界にその名を残せない、北田高校2年の香取。
周りの迷惑も考えずに、本能のままに突き進む香取が主人公のドタバタヤンキーギャグ漫画です。

©香取センパイ
プロレス技を使うので喧嘩シーン自体が派手で面白いのですが、普通にやっていれば無傷で勝てるのにアホすぎて自ら怪我したりと、ハチャメチャで笑えるシーンが満載です。
この記事の中では恐らく圧倒的に知名度は低いと思いますが、純粋なギャグ漫画好きにも胸を張っておすすめできる作品です。
香取センパイを読む
エンジェル伝説

作者 | 八木教広 |
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巻数 | 文庫全10巻(完) |
期間 | 1993〜2000年 |
出版 | 集英社 |
極悪顔のエンジェルハート!そのギャップに笑わされながらも癒される
天使の様な清い心と悪魔の様な極悪な顔をもつ、北野誠一郎が碧空高校に転校してきた。
その顔のせいで一般の生徒だけでなくヤンキーや先生たちにまで不良だと誤解され、気づけば不良界で超有名人になってしまうという学園コメディです。

©エンジェル伝説
漫画界一と言ってもいいほど主人公の北野くんは本当に優しい心の持ち主なのですが、何をしても何もしなくても、周りが危険人物認定してしまっているので、誤解されっぱなし(校長先生の誤解の仕方が異常w)!
北野くんと周りは、アンジャッシュのコントばりにすれ違い続けるのですが、その様が面白すぎます。
エンジェル伝説を読む
エリートヤンキー三郎

作者 | 阿部秀司 |
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巻数 | 第一部-全26巻(完) 第二部-全25巻(完) |
期間 | 2000〜2010年 |
出版 | 講談社 |
まともな人間0!登場人物の壊れ具合に笑いが止まりません
県内全域に名を轟かす大河内一郎と大河内二郎の極悪兄弟が仕切る徳丸学園に入学してきた大河内家の末っ子、三郎。
あっという間に一年のトップに立った三郎でしたが、彼は本当はオタク気質な普通の高校生で・・。

©エリートヤンキー三郎
初期は周りの不良たちが勘違いしまくって三郎を恐れる描写が面白いのですが、話が進むにつれて周りのキャラが異常に濃くなって笑えます!
金にがめつ過ぎる「河井」や三郎に惚れ込んでいる「石井」など、もはやヤンキーでもなんでもなくただの頭がおかしい人だらけになっていきますからw
エリートヤンキー三郎を読む
頂き!成り上がり飯

作者 | 奥嶋ひろまさ |
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巻数 | 全7巻(完) |
期間 | 2016〜2018年 |
グルメと不良がまさかのコラボ!どちらの要素も高クオリティです
王森高校の第三十五代頭のメリケンに挑む、新一年生のケニー。
ボロクソにやられてしまったケニーは、喧嘩ではなく、得意の料理で全生徒の胃袋を掴んで、王森高校の頂きに立つ事を誓うのだった。

©頂き!成り上がり飯
とんでもない設定が多い奥嶋ひろまさ先生の作品の中でも、ダントツで訳がわからない設定ですが・・・・これが面白い!
ギャグは当然絶品なのですが、料理漫画としても最高なのでお腹が空く時間帯に見ると危険かもしれませんね。。。
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伝説の不良漫画5作
ろくでなしBLUES

作者 | 森田まさのり |
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巻数 | 文庫全25巻(完) |
期間 | 1988〜1997年 |
出版 | 集英社 |
他の追随を許さない圧倒的な喧嘩描写と、ギャグ漫画並みの笑いのセンス
超弩級に喧嘩は強いけど、プロボクサー志望なのにルールもよく分かってないほど天然おバカな帝拳高校1年「前田太尊」。
上級生に「さん」付けで呼ばれるほど周りに慕われている彼の男気溢れる生き様や喧嘩、仲間との友情が熱い学園ヤンキー漫画です。

©ろくでなしBLUES
少年ジャンプで載せていいレベルではない喧嘩シーンもあり、特にフリーザに匹敵するほど絶望感を与えた最恐の敵「池袋の葛西」が行う、勝利の儀式は絵がリアルな分、ドン引き・・・。
しかし、そんな恐ろしい葛西たちと前田が力を合わせて戦う大阪抗争編はヤンキー漫画屈指の大バトルで、これを読まずにヤンキー漫画好きは語れないと断言できるほど素晴らしいバトルが見られます!
ろくでなしBLUESを読む
カメレオン

作者 | 加瀬あつし |
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巻数 | 全47巻(完) |
期間 | 1990〜2000年 |
出版 | 講談社 |
圧倒的ワードセンス&超ド級の下ネタに腹筋崩壊
喧嘩が激弱い上に中学までがっつりイジめられていた、矢沢栄作。
そんな「YAZAWA」が高校入学をきっかけに、ハッタリと圧倒的な悪運の強さだけでヤンキー界で成り上がる、サクセスストーリー。

©カメレオン
下ネタのオンパレードで苦手な人は苦手だと思うんですけど、とにかくワードセンスが半端ない!
1990年に開始した作品なので、ギャグに古臭ささを感じても不思議ではないんですけど、若い人が読んでも声を出して笑えるはずです(19才の子にすすめたら見事にハマってましたw)。
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クローズ

作者 | 高橋ヒロシ |
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巻数 | 全26巻(完) |
期間 | 1990〜1998年 |
出版 | 秋田書店 |
不良漫画界のカリスマ・高橋ヒロシが描く、90年代以降の不良のバイブル
中学で名を馳せた猛者ばかり集まるため、番長が存在したことが無い県内随一の超不良校・鈴蘭男子高校(別名カラスの学校)。
そこに突如転校してきた「坊屋春道」が主人公の、近代不良漫画の原点といっても過言では無い作品です。

©クローズ
主人公の春道は、最高の男と言われるほど恰好いいのですが、彼と共に四天王と呼ばれる「武装戦線の九能龍信」「黒焚連合のブル」「鳳仙学園の美藤竜也」、春道のライバル「リンダマン」など、魅力的なキャラがわんさか。
そしてラストに現れる不良界最強の男「九頭神竜男」の存在感はまさにラスボスで、これ以上ない名バトルを繰り広げてくれます。
クローズを読む
今日から俺は!!

作者 | 西森博之 |
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巻数 | 全38巻(完) |
期間 | 1988〜1997年 |
出版 | 小学館 |
ドラマ化も大成功!世代も性別も問わず大人気の伝説的な作品です
全く同じ日に高校デビューをし、同じ日に転校してきた、
卑怯で手が早い金髪パーマの「三橋」と正義感の強いトンガリ頭の「伊藤」がW主人公の女性でも読みやすい学園コメディ。

©今日から俺は!!
まさかのテレビドラマ化が大成功で幅広い世代に知られている作品ですが、やはり漫画を読み返すと別格の面白さ(もちろんドラマも良かったですけどね)!
特に紅高の今井が出てくる回は笑いを保証されてるようなもので、ドラマでもあった廃ビルに閉じ込められる回なんて漫画史に残る面白さです。
今日から俺は!!を読む
湘南純愛組!

作者 | 藤沢とおる |
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巻数 | 全31巻(完) |
期間 | 1994〜1997年 |
出版 | 講談社 |
ブチ切れ喧嘩描写が凄まじい!GTO好きは必読です
あのGTOの鬼塚の高校生時代の話。
湘南最強の「鬼爆コンビ」とよばれる鬼塚英吉と弾間龍二が、恋にバイクに喧嘩に大忙しの、青春ヤンキー漫画です。

©湘南純愛組!
元々ギャグ要素が多めの漫画だったのですが、GTOでもお馴染みの「冴島」との喧嘩以降、不良たちの言動や行動がヤバさを増していき、特に「暴走天使」との戦いはめちゃくちゃシリアスで怖いくらいです。
拳を交える喧嘩だけでなく、この漫画の特徴でもあるバイク対決にも注目してください。
湘南純愛組!を読む
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ヤクザ・裏社会・アウトロー漫画
3巻以内完結漫画
格闘漫画
ギャグ・コメディ漫画
まとめ


ヤンキー漫画は、掲載していた時代のファッションや流行りがわかるのも面白いですね。
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