漫画を買ったりレンタルする前は必ず誰かのレビューを読んでからにしているので、僕も誰かのために漫画レビューします!今回レビューするのは笑えるヤンキー漫画をお探しの方にオススメの『香取センパイ』!
知名度は高くありませんが、史上稀に見るバカすぎる主人公の驚きの行動に爆笑必至の、隠れ名作漫画です!
では早速、まだ読んだことがない方のために『香取センパイ』のあらすじ・登場人物紹介と作品レビューを始めます!
『香取センパイ』の詳細・あらすじ
©秋好賢一/秋田書店
作者 | 秋好賢一 |
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巻数 | 全11巻(完) |
期間 | 2002〜2006年 |
連載 | 月刊少年チャンピオン |
出版 | 秋田書店 |
北田高の1年トップとなったサダオは、突然現れた香取に敗れてしまう。一部始終を目撃した服部は屋上でリターンマッチに巻き込まれる
結果は香取が勝ち、タメ同士仲良くしようとなったが、実は香取は1年のゼッケンをつけっぱなしにしてるだけの2年だった。
後輩と知るや2人を正座で2時間も説教する。こうして喧嘩は強いが頭の悪い男の喧嘩伝説が幕をあける。
『香取センパイ』の登場人物
香取権太

©秋好賢一/秋田書店
北田高校2年生で本作の主人公。恐ろしく強いのにそれを上回る超おバカなので、不良界で名前が知られていない。
異常にタフで、喧嘩の際は基本プロレス技を使う。
葉山ワタル

©秋好賢一/秋田書店
香取と中学時代からの友人で、香取の良さを知る数少ない人物。北田高校2年。
優しいが空手二段の腕前で、昔はかなり悪かった。
服部

©秋好賢一/秋田書店
香取のワガママに常に振り回される不幸な後輩。北田高校1年。
香取に一方的にガチャピンと命名される。
毛利サダオ

©秋好賢一/秋田書店
中学時代から有名な喧嘩屋で、同世代ではほぼ敵がいない強さを誇る。北田高校1年。
香取に負けたのをきっかけに、少しづつ行動を共にする様になる。
山田

©秋好賢一/秋田書店
香取と別タイプのバカで香取を崇拝する、北田高校1年生。
香取をバカにされると切れて面倒を起こすが、喧嘩はめちゃくちゃ弱い。
石丸竜

©秋好賢一/秋田書店
不良だらけの玉水高校2年の中でも有名な不良。通称マルロン。
ガチャピンと間違えた香取に、いきなり頭を叩かれる。
麻生零

©秋好賢一/秋田書店
玉水高校2年の頭。
物凄く喧嘩は強いが、彼女の尻に敷かれている可愛らしい一面も。
『香取センパイ』のレビュー・感想・魅力
喧嘩中に無駄に怪我して苦戦したりと、香取がハチャメチャ過ぎて笑えるシーンが満載!しかしヤンキー漫画好きならたまらない展開が多いので、純粋にヤンキー漫画として読んでも面白いんですよね。
知名度は低いですが、ヤンキー漫画好きにもギャグ漫画好きにも胸を張っておすすめできる作品です。
ちなみに、この漫画を読んで魅力的だなと思った所は特に下記の三点でした。
- ギャグセンが高い
- プロレス技を使う豪快な喧嘩
- 展開がアツい
ギャグセンが高い
©秋好賢一/秋田書店
ヤンキー漫画の皮を被ったギャグ漫画とでも言うべきでしょうか…。これはがギャグ漫画ですと言っても差し支えないほど、笑えます。
特に主人公と、主人公に異常なほど振り回されるガチャピンのやりとりが、たまらない!
プロレス技を使う豪快な喧嘩
©秋好賢一/秋田書店
ヤンキー漫画といえば、パンチやキックを使った喧嘩や道具を使った喧嘩が多いですよね。
でもこの漫画の主人公である香取はプロレスが最強だと信じて疑わない人間なので、どんな時でもプロレス技を駆使して喧嘩をします!
大技を狙いすぎて空回りすることも多々ありますが、その分どの喧嘩も豪快で見応えバッチリです!
展開がアツい
©秋好賢一/秋田書店
ギャグに惑わされてしまいそうになりますが、軸はしっかりヤンキー漫画なんです。
主人公が最強の男であることを証明するために、喧嘩トーナメントを開催するのですが、そこから最後までがヤンキー漫画としてもめちゃくちゃ熱くて面白い!!
たった11巻でよく書き切ったな…と思えるほど濃密なストーリーでしたね。
『香取センパイ』のまとめ
笑えるヤンキー漫画『香取センパイ』のあらすじ・登場人物紹介と作品レビューをしましたが、いかがでしたでしょうか?
もしこの記事で興味を持って、作品を読んだら、Twitter(@emoyan_stone)からでも感想を頂けたら嬉しいです!
香取センパイ

作者 | 秋好賢一 |
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巻数 | 全11巻(完) |
期間 | 2002〜2006年 |
出版 | 秋田書店 |