裏社会漫画『バウンスアウト』の正直レビュー【あらすじ・口コミ】

漫画を買ったりレンタルする前は必ず誰かのレビューを読んでからにしているので、僕も誰かのために漫画レビューします!今回レビューするのはアウトロー漫画をお探しの方にオススメの『バウンスアウト』!

あまり有名ではない本作ですが、実は漫画担当の東元俊也先生はテレビドラマでも話題になったサスペンス漫画『テセウスの船』の作者なんですよね(どうりで絵がやたら魅力的…)。

では早速、まだ読んだことがない方のために『バウンスアウト』のあらすじ・登場人物紹介と作品レビューを始めます!

『バウンスアウト』の詳細・あらすじ


©西条隆男/東元俊也/講談社

作者作 - 西条隆男
画 - 東元俊也
巻数全5巻(完)
期間2013〜2014年
連載ヤングマガジン
出版講談社

愛する人を奪った者達に復讐をしたことで一年半ほど少年院に入っていた、戦艦大和の異名を持つ喧嘩無敗の男・大和壮兵。

出院後、親友の木嶋に紹介されたバウンサー会社の会長兼ヤクザの組長である超野に惚れこみ、バウンサーとして六本木で生きる決意をする。

しかし、その直前に巻き込まれていたクラブでの事件をきっかけに、半グレやヤクザから命を狙われることになっていたのだった…。

『バウンスアウト』の登場人物

大和壮平


©西条隆男/東元俊也/講談社

どんな相手でも絶対に引かない戦艦大和と恐れられる喧嘩無敗の主人公。少年院から出院後、特にやることも決めていなかったが、親友の木嶋の誘いをきっかけに超野の会社でバウンサーとして働くことに。

ある理由から、一人を囲んで襲う人間を見ると頭に血が上ってしまう。

超野豪


©西条隆男/東元俊也/講談社

大和が働く株式会社バックドロップの取締役会長で、超野興行の組長。頭がキレるだけでなく、作中トップの腕っ節の強さも兼ね備える。

真っ直ぐな性格の大和のことを、常に気にかけてくれている。

木嶋


©西条隆男/東元俊也/講談社

元々は暴走族の総長をやっていたが今はAV会社の社長で、主人公・大和の唯一無二の親友。

お世話になっている超野に、バウンサーとして働けそうな大和のことを紹介する。

黒澤龍二


©西条隆男/東元俊也/講談社

暴走連合のリーダーで、本作第1章のボス。六本木クラブ襲撃事件の首謀者で、事件の際に顔を見られた主人公の・大和のことを狙う。

ヤクザ相手にも暴れまわるほど凶暴。

沖田憂


©西条隆男/東元俊也/講談社

芸能界からヤクザまで、幅広い人脈を活かして表の世界でも成功している暴走連合メンバー。

「黒澤とは違う派閥だから」と大和に近づくが、何を狙って近づいているのかは不明。

『バウンスアウト』の個人的感想・レビュー

僕は漫画版の『テセウスの船』にハマって、東元先生の作品を漁っていた時に『バウンスアウト』を発見したのですが、知ることができて本当良かったと思えるアウトロー漫画でした。

過激な内容が苦手な方には絶対にオススメできないと言い切れるほど、暴力的で緊張感のある作品ですが、そういう漫画を求めている方には胸をはってオススメします!

ちなみに、この漫画を読んで魅力的だなと思った所は特に下記の二点でした。

  1. 実在する人物・事件がもとに?
  2. 短い巻数と綺麗な終わり方

実在する人物・事件がもとに?


©西条隆男/東元俊也/講談社

最初に起こる六本木の事件を読むだけで、アウトロー話が好きな人の中にはピンとくる人もいるのではないでしょうか。恐らくこの漫画は実在する人物・事件をもとにして話を作っている…はず。

なので、漫画ではあるんですけどまるで当事者の話を読んでいるかの様な感覚に陥るので、他のアウトロー漫画と比べるても緊張感が半端ないです。会話も、裏社会の専門用語ばかり出てきてそれがまた怖さを倍増させますね(汗)

短い巻数と綺麗な終わり方


©西条隆男/東元俊也/講談社

たった5巻で終わるのですが、最初の六本木クラブ襲撃事件を第一章とすると、ガールズコレクションを巡る在日二世を中心とした組織・刃羅門との抗争を描く第二章、最初の事件とも繋がる第三章と読み応えは抜群。

巻数が短いと「打ち切りで変な終わり方なんじゃ…?」と心配になる人もいると思いますけど、打ち切り感は全くなく、納得のいく綺麗な終わり方をしているので、その点は安心してください。

ただ個人的に本当に好きな漫画で、まだまだ余裕で続きが描けそうな感じではあったから、できれば続編描いて欲しかったなぁ…とは思います。

ネットにある『バウンスアウト』の口コミ

SNSや電子書籍サイトにある、実際に『バウンスアウト』を読んだ人の口コミ・コメントをまとめてみました。

電子書籍サイトでの1巻の評価(2022年5月9日更新情報)

  • Amazon:星5つ中3.6 (27件の評価)
  • ebookjapan:星5つ中4 (19件の評価)

好意的な意見のまとめ

  • この事件の関係者が読んだらざわつきそうだけど、続きは気になる
  • 事件に関する独自の考察も入っているが、不良漫画として楽しんで読むのがいいと思う
  • 短めの巻数でサクっと読めて面白い
  • 正義とは何か考えさせられる面白い漫画
  • おもろいから、もっと続いてほしかった

ちょっとネガティブな意見のまとめ

  • 1巻は面白いと思いましたが、この作者は以降の展開がつまらなくなる事が多い。面白いまま最後まで行って欲しい
  • あんまり好きじゃない

評価数自体が少ないので、あまり参考にならないかもしれないですけど、面白いという意見が多かったですね!

えもやん(管理人)
えもやん(管理人)
やはり読んでいるとリアルで起きた事件が思い浮かぶ人が多いみたいですね(汗)

『バウンスアウト』のまとめ

アウトロー漫画『バウンスアウト』のあらすじ・登場人物紹介と作品レビューをしましたが、いかがでしたでしょうか?

現在なぜか電子書籍で取り扱いが終了しているので、紙の漫画を探して読むしかなくなってしまいました。。。めっちゃ面白いのに。。。

もしこの記事で興味を持って、作品を読んだら、Twitter(@emoyan_stone)からでも感想を頂けたら嬉しいです!

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます











-漫画レビュー

Copyright© Emo Stone , 2024 All Rights Reserved.