漫画を買ったりレンタルする前は必ず誰かのレビューを読んでからにしているので、僕も誰かのために漫画レビューします!今回レビューするのはヤンキー・不良漫画をお探しの方にオススメの『サムライソルジャー』!
主人公以外のサブキャラも全員が魅力的で、全喧嘩が面白く展開もアツい!しかも軽いミステリー要素も入っているので、数あるヤンキー漫画の中でも王道でありながら異彩を放つ作品です!
では早速、まだ読んだことがない方のために『サムライソルジャー』のあらすじ・登場人物紹介と作品レビューを始めます!
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目次
『サムライソルジャー』の詳細・あらすじ
©山本隆一郎/集英社
作者 | 山本隆一郎 |
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巻数 | 全27巻(完) |
期間 | 2008〜2014年 |
連載 | 週刊ヤングジャンプ |
出版 | 集英社 |
数々の不良チームが存在する中、最強不良集団「ZERO」を率いるカリスマ・桐生達也がいることで、大きな争いが起こらなかった東京・渋谷。
しかし突如、桐生が渋谷統一を宣言し、他のチームを無理やり吸収しようとしたことで抗争が勃発し、渋谷全体が血生ぐさくなってしまう。
渋谷統一を目指す「ZERO」の暴走を止めるためにたった一人で動き出したのは、かつて「渋谷の凶竜」と恐れられた伝説の男「藤村新太郎」だった…。
ネタバレちょっとだけ注意
できるだけネタバレは避けてますけど、ここから下はものすご〜く軽いネタバレも混ざってるので「ちょっとでもネタバレは困る!」って人は早速『サムライソルジャー』の無料試し読みをどうぞ!
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『サムライソルジャー』の登場人物
藤村新太郎(ふじむら しんたろう)
©山本隆一郎/集英社
本作の主人公。かつて桐生と共に「ZERO」を結成したが、ある事件をきっかけに脱退。現在は花屋で働きながら穏やかな生活をしているが、不良時代はその圧倒的な喧嘩の強さから「渋谷の凶竜」と恐れられていた。
桐生の暴走を止めるために、たった一人で渋谷中の不良たちと敵対することになる。
杉浦トオル(すぎうら トオル)
©山本隆一郎/集英社
主人公の藤村が、居候しながら働かせてもらっている花屋の息子。
渋谷最大級のカラーギャング「雪崩(ナダレ)」に所属しているが、他メンバーからはパシリ的扱いを受けている。
桐生達也(きりゅう たつや)
©山本隆一郎/集英社
渋谷の最強不良集団「ZERO」のトップ。天才的な喧嘩のセンスとカリスマ性から「生ける伝説(リビング・レジェンド)」と称され、渋谷中の不良から尊敬されている。
突然の渋谷統一宣言により、ギャングスタ抗争を引き起こしてしまう。
市川佑介(いちかわ ゆうすけ)
©山本隆一郎/集英社
杉浦が所属する「雪崩(ナダレ)」のNo.2。白髪頭と顔面ピアスが特徴。
腕っ節は強くないが、無理矢理チームを吸収しようとする「ZERO」に、たった一人でも抵抗するほどの鉄のハートを持つ。
江田昭二(えだ しょうじ)
©山本隆一郎/集英社
ドレッドヘアと関西弁が特徴の「ZERO」最年少メンバー。
抗争では常に先鋒を切ることや、手段を選ばない凶暴な戦いぶりから「ZEROの特攻機」と呼ばれ恐れられている。
『サムライソルジャー』の個人的感想・レビュー
「サムライソルジャー」だけでなく「GOLD」や「元ヤン」など、ヤンキー漫画のヒット作を数多く世に出してきた山本先生。
喧嘩シーンが素晴らしいのは当然ですが、登場するヤンキーのバックグラウンドがしっかり描かれていることが多いので、キャラ一人一人に愛着が湧きます。なので、主人公以外の喧嘩も心の底から楽しめるんですよね。
ちなみに、この漫画を読んで魅力的だなと思った所は特に下記の3点でした。
- 渋谷十二鬼衆と不良界のドリームチーム「ZERO」
- 激アツな抗争描写
- 「渋谷統一」と「サムライソルジャー 」の謎
渋谷十二鬼衆と不良界のドリームチーム「ZERO」
©山本隆一郎/集英社
主人公の藤村と桐生が中学生の頃に作った、少数精鋭(脱退した藤村を除くと現在6人)のチーム「ZERO」。
渋谷で、喧嘩が無茶苦茶強くて有名な不良12人のことをまとめて「渋谷十二鬼衆」と呼ぶのですが、12人中7人が「ZERO」に所属していたんですよね…。誰もがチームで頭を張れるレベルの不良なので、まさに不良界のドリームチーム!
「タイマンで負けたら脱退」という普通のチームだったらありえない掟があるのも、圧倒的強者感があって痺れます。
激アツな抗争描写
©山本隆一郎/集英社
ZERO以外の渋谷十二鬼衆と呼ばれる5人はそれぞれチームを抱えているのですが、桐生がこれらのチームを吸収して渋谷を統一しようとすることで、ZEROと他チームとの抗争が勃発!
ZEROを脱退した、主人公の藤村もここに一人で割り込んでいくんですが、一つ一つの喧嘩がめちゃくちゃ面白い!!
ガッツリとネタバレになってしまうので詳しくは言えないんですけど…7巻あたりから始まる美玉中での戦いは、不良漫画好きには堪らなすぎる展開なので、ここは是非読んで欲しいです!
「渋谷統一」と「サムライソルジャー 」の謎
©山本隆一郎/集英社
読み進めていくと気になる点が出てきます。
なぜ平和を維持していた桐生が渋谷統一を掲げ抗争を巻き起こしてしまったのか。タイトルの「サムライソルジャー」とは一体何なのか。
物語の後半になってやっと、この2つの謎が解けていくのですが、ただ喧嘩するだけじゃなく、ミステリー要素もあるのがこの漫画の特徴ですね。先が気になって仕方なくなるはず!
ネットにある『サムライソルジャー』の口コミ
SNSや電子書籍サイトにある、実際に『サムライソルジャー』を読んだ人の口コミ・コメントをまとめてみました。
電子書籍サイトでの1巻の評価(2022年5月9日更新情報)
- Amazon:星5つ中3.8(19件の評価)
- ebookjapan:星5つ中3.3(11件の評価)
好意的な意見のまとめ
- ゼロのメンバーが出てくるあたりから一気に面白くなってきます
- とにかく絵が上手い。主人公カッコよすぎ
- 絵にクセがなく、ストーリーも良いテンポで進むので安心してオススメできます
- おもしろいしかっこいい。読みやすくてオススメ
- 喧嘩の描写がうまいし、キャラに好感が持てる
ちょっとネガティブな意見のまとめ
- あまり主人公のキャラが立ってない気がする
- 基本的には面白いけどラストが…
評価数自体が少ないので、あまり参考にならないかもしれないですけど、絵がうまいという意見が多いなと感じました!
『サムライソルジャー』のまとめ
不良・ヤンキー漫画『サムライソルジャー』のあらすじ・登場人物紹介と作品レビューをしましたが、いかがでしたでしょうか?
いつかドラマ化して欲しいなぁ…と密かに願っているのですが、テレビ関係者の方どうですかね?(笑)
もしこの記事で興味を持って、作品を読んだら、Twitter(@emoyan_stone)からでも感想を頂けたら嬉しいです!
サムライソルジャー
作者 | 山本隆一郎 |
---|---|
巻数 | 全27巻(完) |
期間 | 2008〜2014年 |
出版 | 集英社 |