普通に生きていれば裏社会との直接的な関わりはないはず・・・・が、関わりがないからこそ興味が湧くしその世界を覗いてみたくなるのが人間の性。。。
この記事では数々のアウトロー漫画を読んできた僕が、よくある人気ランキングとは関係なく「完結済み」「連載中」「伝説」にカテゴリー分けして、ひたすらおすすめのアウトロー・裏社会・ヤクザ漫画を紹介していきます(割とグロいシーンが載っているのでここから下は閲覧注意です!)。
迷ったらコレ!超絶オススメ作品
作品名 | 無敵道 | スモーキング | ヘルドッグス | ザ・ファブル | ドンケツ |
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作者 | 作画 - 楠本哲 監修 - 玄秀盛 | 岩城宏士 | 作 - 深町秋生 画 - イイヅカケイタ | 南勝久 | たーし |
巻数 | 全9巻(完) | 新装版全2巻(完) | 全5巻(完) | 1部 - 全22巻 2部 - 8巻 | 1章 - 全28巻 2章 - 11巻 |
期間 | 2005〜2010年 | 2015〜2017年 | 2020〜2022年 | 2014年〜 | 2011年〜 |
出版 | 少年画報社 | 講談社 | KADOKAWA | 講談社 | 少年画報社 |
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目次
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【完結済み】アウトロー・裏社会・ヤクザ漫画おすすめ9作品
無敵道
作者 | 作画 - 楠本哲 監修 - 玄秀盛 |
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巻数 | 全9巻(完) |
期間 | 2005〜2010年 |
出版 | 少年画報社 |
「覚悟」があれば未来は変えられる?!最終巻は衝撃の展開に
悪が蔓延る歌舞伎町で「弱者救済」の看板を掲げる無敵堂の代表・堂本零時。一見頼りなくてだらしない彼が、警察すら対処できない様なトラブルを「とんでもない方法」で解決していく物語です。
一話一話色んな弱者を救うのですが、場所が歌舞伎町なので、バイオレンスな話だらけ。最終巻では過去に因縁のあったヤクザと大バトルになるのですが、これがとんでもない展開に!ネタバレはできないので・・・是非読んでみてください。。。
©楠本哲/少年画報社
この漫画を気に入ったら、主人公がヤクザ以上の極悪人だった時代の話を書いた「交渉人 堂本零時」も読んで見てください。
ほぼ100%、そちらも気に入ってもらえると思います!
無敵道を読む
スモーキング
作者 | 岩城宏士 |
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巻数 | 新装版全2巻(完) |
期間 | 2015〜2017年 |
出版 | 講談社 |
悪が悪を裁く!復讐請負系漫画の最高峰
殺した相手(主に裏社会の人間)の刺青を綺麗に剥がして依頼人に渡す「剥ぎ師」の左辺ジィを中心とした、4人の殺し屋集団「スモーキング」。彼らが普段はホームレスとして生活しながら、裏でこの世に蔓延る悪党を裁きまくる物語です。
復讐系の漫画は胸がスカッとするので、好む人が多く割と流行っていますが、その中でもトップレベルに面白い!とにかく「スモーキング」の4人が魅力的で、こういう漫画が苦手な人にも読んで欲しいと思えるほど、ヒューマンドラマとしても完成度が高いです(残酷な描写は滅茶苦茶ありますが・・・)。
©岩城宏士/講談社
スモーキングは2冊(新装版)で完結していますが、主要メンバーを入れ替えた続編のスモーキング・サベージも是非。
スモーキングを読む
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ヘルドッグス 地獄の犬たち
作者 | 作 - 深町秋生 画 - イイヅカケイタ |
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巻数 | 5巻 |
期間 | 2020〜2022年 |
出版 | KADOKAWA |
原作小説を超えるか?!潜入捜査系で今一番熱い漫画
圧倒的な強さと仕事ぶりで、たった3年半で東鞘会神津組若頭補佐までのぼりつめた兼高昭吾。表情を変えずにターゲットを無慈悲に殺しながらも、裏では嘔吐を繰り返している彼の正体は警察官だった・・・。
ベストセラー作家の深町秋生先生が原作の話なだけあって話がめちゃくちゃ面白いですし、絵が物凄く綺麗でアウトロー漫画の中でも異彩を放っています。
©深町秋生/イイヅカケイタ/KADOKAWA
僕は単行本派なのですが、1巻も2巻も衝撃的な終わり方だったので続きが待ち遠しくて仕方がないです!
とにかく早く続きが読みたい!!
ヘルドッグス 地獄の犬たちを読む
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バウンスアウト
作者 | 作 - 西条隆男 画 - 東元俊也 |
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巻数 | 全5巻(完) |
期間 | 2013〜2014年 |
出版 | 講談社 |
リアル事件?!元ネタが分かれば、恐怖心が倍増
一年半ほど少年院に入っていた、戦艦大和の異名を持つ喧嘩無敗の男・大和壮兵。親友の紹介で知り合ったヤクザの組長・超野のもとバウンサーとして働きながら、六本木のアウトローと真っ向から争いを繰り広げる物語です。
アウトロー漫画好きならピンとくるような、実在する人物・事件をもとにして話を作ってると思うので、全体を通してとんでもなくリアルな緊張感が漂っています。特に最初に起こる、六本木の事件の描写が怖すぎ・・・。
©西条隆男/東元俊也/講談社
全5巻という短さですが、完璧にまとまっていて、最終話までメチャクチャ気持ちよく読めました。ちなみに名前を少し変えていますが、漫画担当の東元俊也先生は、話題のサスペンス漫画「テセウスの船」の作者です。どうりで絵がやたら魅力的なわけだ。
しかし。。。現在なぜか電子書籍で取り扱いが終了しているので、紙の漫画を探して読むしかなくなってしまいました。。。めっちゃ面白いのに。。。
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銀と金
作者 | 福本伸行 |
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巻数 | 全11巻(完) |
期間 | 1992〜1996年 |
出版 | 双葉社 |
「カイジ」の福本伸行が描く、金持ち・政治家・殺人鬼などとの命をかけた心理戦
競馬でボロ負けしていた森田鉄雄に「3時間で10万円出す」と怪しいバイトの誘いをしてきた裏社会のフィクサー平井銀二。銀二に憧れた森田が、頭と体をフル活用して裏社会で活躍していく成り上がり漫画です。
福本先生らしいギャンブルでの戦いも当たり前のように面白いのですが、殺人鬼との命をかけた心理戦はそれ以上に手に汗握る面白さ!全11巻しかないので、短くて読み易いのもおすすめポイントです。
©福本伸行/双葉社
「えっ!これで終わり?」と思わず声に出てしまうような終わり方ですが、休載ということで連載が終了したらしいです。
なので、いつか続きがあるのでは・・・と願わずにはいられませんが、再開は現実的ではないのが悲しい・・・。
交渉人 堂本零時
作者 | 作画 - 楠本哲 監修 - 玄秀盛 |
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巻数 | 全8巻(完) |
期間 | 2007〜2011年 |
出版 | 少年画報社 |
弱者を助ける男の、極悪人時代を描いた作品
歌舞伎町で弱者のために体を張って闘い続けた男・堂本零時。そんな彼が、腕っ節の強さと圧倒的な交渉術を武器に、たった一人で裏社会を生き抜いていた、過去のお話。
交渉の依頼さえ受ければヤクザや政治家相手でも、一切怯まずに交渉を進めていくのですが、相手がか弱い女性でも構わず潰していくので、その徹底した悪者ぶりに魅力すら感じてしまいます。
©楠本哲/少年画報社
先に紹介している、無敵道の零時と同一人物とは思えないほどキャラが違いますが、どっちも素敵。
ただ無敵道とは違い、最後まで描ききる事なく終わっているので、そこが残念ですね。
交渉人 堂本零時を読む
ウロボロス -警察ヲ裁クハ我ニアリ-
作者 | 神崎裕也 |
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巻数 | 全24巻(完) |
期間 | 2009〜2017年 |
出版 | 新潮社 |
ドラマ化も大成功した、裏社会系サスペンス
大切な人を殺された小学生の龍崎イクオと段野竜哉は、犯人の後ろ姿を観たにも関わらず、金時計をした刑事に証言を強引にもみ消された。そして15年後、復讐を果たす為に龍崎は警察に、段野はヤクザの組員となっていた…。
「一体誰が何の為に2人の大切な人を殺したのか」と言う謎がこの物語の核ですが、それとは関係のない事件の話や警察内部の話も面白く、ダレることなく最終巻まで見事に描ききっています!
©神崎裕也/新潮社
パッと見ると絵は繊細ですが、悪〜〜い警察や犯罪者の顔やバトル描写はかなり狂気に満ちていますね。
なので、裏社会漫画好きなら楽しめると思います!
ウロボロスを読む
魔風が吹く
作者 | 円城寺真己 |
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巻数 | 全5巻(完) |
期間 | 2018〜2019年 |
出版 | 集英社 |
ウシジマくん好きは必読な、シュールギャグ満載の裏社会漫画
震災の爪痕が残るK県で、お腹の中にスマホを埋められながら、裏社会の人間から追われる青年・堺。彼はなぜ追われるのか。誰に、なぜスマホを埋められたのか…。
非常に綺麗な絵と引き込まれる物語なので、最初の2話読んだだけでも「面白そうだな」と思ったのですが、3話目あたりから入るシュールなギャグが個人的にはたまりません!シリアス場面でも唐突に笑いを入れてくるので、常に気が抜けません(笑)
©円城寺真己/集英社
この漫画の核となる「事件」があるのですが、その真相が最後の最後まで分からないのでサスペンス漫画としても楽しめます!
たった5巻で終わりですが読み応え抜群なので、未読の方には強くお勧めしたい作品ですね。
魔風が吹くを読む
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傷だらけの仁清
作者 | 猿渡哲也 |
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巻数 | 全15巻(完) |
期間 | 2005〜2011年 |
出版 | 集英社 |
TOUGHの猿渡哲也先生が描く、THE・任侠漫画
拳銃や刀を持った相手にも常に素手で立ち向かい、極道の世界で「ステゴロ仁清」と恐れられていた永井仁清。極道引退後は、不器用ながらも周りに愛され生きる彼が主人公の、時にハードで時にハートフルな任侠漫画です。
TOUGHシリーズを描く猿渡哲也先生の作品なだけあって、バトル描写は言うまでもなく迫力満点なのですが、それ以上に心温まるエピソードに心揺さぶられます!油断してたら涙が出てしまいそうな話も沢山ありまして…。
©猿渡哲也/集英社
しかし、任侠漫画好きの方も安心してください!
一巻の最初はヤクザを辞めた後の話から入るのですが、ガッツリと仁清のバイオレンスな部分が出てきますので(笑)
傷だらけの仁清を読む
うなぎ鬼
作者 | 作 - 高田侑 画 - 落合裕介 |
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巻数 | 全3巻(完) |
期間 | 2014〜2015年 |
出版 | 少年画報社 |
闇社会のスリリングさを上手く利用した、極上のホラーサスペンス
借金に苦しんでいた主人公・倉見勝はガタイの大きさと不気味さを買われて、ある人物に拾われて裏稼業をする事に。しかしある日、何が入っているのか分からないコンテナを運ぶだけで15万円出すという仕事を頼まれて・・・。
2003年に『裂けた瞳』で第4回ホラーサスペンス大賞を受賞した高田侑先生の小説『うなぎ鬼』が原作なだけあって、よくあるただグロいだけの漫画とは「質」が全く違いますね。
©高田侑/落合裕介/少年画報社
基本的にはホラーサスペンスなのですが、闇社会の話がベースなのでアウトロー漫画好きにもグッとくる内容です。
たった3巻なのにしっかりと満足できるの内容なのも、嬉しいポイント。
うなぎ鬼を読む
合わせて読みたい
【連載中】アウトロー・裏社会・ヤクザ漫画おすすめ6作品
ザ・ファブル
作者 | 南勝久 |
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巻数 | 1部 - 全22巻 2部 - 8巻 |
期間 | 2014年〜 |
出版 | 講談社 |
笑いあり・殺しあり!天才殺し屋は一般社会に馴染めるのか?!
幼少時から「ボス」に指導を受け、どんな敵でも6秒以内に殺す技術を持つ天才殺し屋「ファブル」。そんな彼がある日ボスに「1年間一般人として平和に暮らす」ことを命じられ、大阪に移住することに・・・。
不良に絡まれてもわざと負けたりと、必死に一般人として生きようとしている様子がかなり笑えます!結局戦う運命からは逃れられないのですが、「ナニワトモアレ」でお馴染みの南勝久先生の独特な笑いのセンスと、緊張感のある戦闘シーンどちらも見応えタップリ!
©南勝久/講談社
特に笑いに関しては、一度ハマったら「南勝久ワールド」から抜け出せなくなること間違いなしです。
今は第1部完結し、第2部が始まりましたのでこれからどうなっていくのか楽しみで仕方ありません!
ザ・ファブルを読む
ドンケツ
作者 | たーし |
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巻数 | 第1章 - 全28巻 第2章 - 11巻 |
期間 | 2011年〜 |
出版 | 少年画報社 |
主人公以上に魅力的なキャラだらけ!漢達の任侠道に痺れます
舞台は九州の小倉。過去に敵対する組事務所にロケットランチャーをぶちこみ「ロケマサ」と呼ばれるようになった、喧嘩最強のヤクザ・沢田政寿が主人公のヤクザ漫画です。
純粋な任侠漫画でこれ以上完成度の高い作品はあるのか・・と思えてしまうほど滅茶苦茶面白い!特にこの物語の軸となる、主人公以上に魅力的なキャラが入り乱れた抗争が始まってからは熱いシーンだらけで何度も読み返してしまうこと間違いなしです。
©たーし/少年画報社
これを読んだら、登場人物のサブストーリー「ドンケツ外伝」も是非読んでみてください。
みんなの怖い面以外も知れて、そのギャップに益々惹かれてしまいます。
ドンケツを読む
九条の大罪
作者 | 真鍋昌平 |
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巻数 | 8巻 |
期間 | 2020年〜 | 出版 | 小学館 |
胸糞注意!弁護士目線の裏社会漫画
半グレやヤクザなどの依頼も平気で受け、勝ちを重ねまくる弁護士・九条間人(くじょうたいざ)。ネットでは悪徳弁護士と罵られる九条だが、彼は一体何者なのか…?
『闇金ウシジマくん』の真鍋昌平先生が描く、新たな裏社会漫画!ウシジマくんの時よりもギャグがかなり減ってシリアスな空気が常に漂っていますが、ウシジマくん好きならまず間違いなく楽しめます(相変わらず半グレを描くのがうますぎ)!
©真鍋昌平/小学館
ただ最初の轢き逃げの話は本当に胸糞悪い話なので、注意が必要です(汗)
あの話さえなければ、九条のこと好きになれそうなんだけどなぁ。。。
九条の大罪を読む
満州アヘンスクワッド
作者 | 原作 - 門馬司 作画 - 鹿子 |
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巻数 | 13巻 |
期間 | 2020年〜 |
出版 | 講談社 |
満州が舞台の、阿片を巡る壮大なストーリー
昭和12年、関東軍の兵士として満州にやってきた日方勇。そんな彼の母がペストにかかってしまい、母を助ける為に莫大なお金が必要な勇は、阿片売買に手を染めてしまった…。
一見すると歴史の勉強になりそうですがそんなことはなく、阿片をキメた時の様子や時代考証など、リアルとは違う部分が多々あるフィクションです。しかし、そういう細かいことを気にせずに漫画として見るとめちゃくちゃ面白い!
©門馬司/鹿子/講談社
ドラマの「ブレイキング・バッド」が好きな人にはまず間違いなく刺さる作品だと思います!
それにしても、阿片売買というかなりアウトローなことをやっているのに主人公チームが正義に見えるのはなんでだろう(笑)
満州アヘンスクワッドを読む
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半グレ―六本木 摩天楼のレクイエム―
作者 | 原作-草下シンヤ 作画-山本隆一郎 |
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巻数 | 7巻 |
期間 | 2020年〜 | 出版 | 秋田書店 |
アウトロー作家と不良漫画のベテランが手を組んだ!成り上がり系裏社会漫画
真面目だけど就活に失敗し続けている、新卒の青年・真。50社以上受けてやっと決まった就職先の社員は、自分以外全員刺青だらけだった!そこから真は、少しづつ裏社会の濁りに染まっていき…。
アウトロー作家・草下シンヤ氏と、『元ヤン』『サムライソルジャー』などのヤンキー漫画でおなじみの山本隆一郎氏がタッグを組んだ作品!これが面白くないわけがないんですよね!
©草下シンヤ/山本隆一郎/秋田書店
1巻は正直盛り上がりに欠けますが、真が変わり始める2巻からグングン面白くなっていきます!
真がどこまで裏社会でのし上がって行くのか…最後まで目が離せない作品です!
半グレ―六本木 摩天楼のレクイエム―を読む
伝説のアウトロー・裏社会・ヤクザ漫画おすすめ5作品
闇金ウシジマくん
作者 | 真鍋昌平 |
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巻数 | 全46巻(完) |
期間 | 2004〜2019年 |
出版 | 小学館 |
鬱注意!債務者を通して見る、現代社会のリアルな闇
闇金業者の社長・ウシジマくんは「頭めがけて金属バットをフルスイングできる」ほど冷徹な上に、頭も切れる男。そんな彼のもとに訪れる債務者などを通して、現代社会の闇を覗き見る闇金・犯罪漫画です。
基本的にはウシジマくんは狂言回しで、各エピソードにメインの人物(大抵、債務者)がいるのですが、彼らの結末がほぼほぼエグい・・・。「こうなってはいけない」と自分を戒めるためにも、若いうちに必ず読んでおくべき作品だと思います。
©真鍋昌平/小学館
債務者の話だけでもメチャクチャ面白いのですが、半グレやヤクザとのバトルも必見!
ウシジマくんは作中トップレベルに喧嘩が強いのですが、かなり頭も良く、ピンチの切り抜け方にはいつも驚かされます。
闇金ウシジマくんを読む
新宿スワン
作者 | 和久井健 |
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巻数 | 全38巻(完) |
期間 | 2005〜2013年 |
出版 | 講談社 |
歌舞伎町を舞台とした裏社会漫画!壮大な復讐劇が幕をあける
喧嘩が強くて真っ直ぐな性格の主人公・白鳥龍彦が、歌舞伎町のスカウト会社「バースト」に入社した所から物語は始まります。その性格ゆえに死ぬほど苦労しますが、心強い仲間がドンドン増え、気付けば裏社会の人からも一目置かれる存在に。
水商売系スカウトの話だけではなく、AV・闇金・警察・ヤクザなどの様々な闇と絡み合っていくので、アウトロー漫画好きにはたまらない内容です。最終的には日本一のヤクザの跡目抗争に巻き込まれるのですが、読者が驚くような仕掛けが沢山あり、読み終えた時は超大作映画を観た時以上の満足感!
©和久井健/講談社
和久井先生は、今話題のサスペンス・ヤンキー漫画「東京卍リベンジャーズ」を書いてるだけあって、伏線の張り方が本当に上手い。
最後の「歌舞伎町ピカレスク編」の緊張感は凄まじく、「手に汗握る」とはこの事かと思いました。
新宿スワンを読む
代紋<エンブレム>TAKE2
作者 | 原作-木内一雅 作画-渡辺潤 |
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巻数 | 全62巻(完) |
期間 | 1990〜2004年 | 出版 | 講談社 |
SFとヤクザがまさかの融合!そして大成功!
舎弟の前で大学生に喧嘩で負け詫びを入れたヤクザの阿久津丈二。それから10年後、鉄砲玉を命じられた丈二は惨めに死んでしまった…と思ったら、なぜか10年前の大学生との喧嘩の日にタイムスリップしていて…。
うだつのあがらないチンピラだった丈二が、ヤクザ人生をやり直すために必死にもがく姿に心打たれること間違いなし!容赦無く周りが死んでいくので、数あるヤクザ漫画の中でも、ショッキングな話が割と多めですが笑える話もかなりあるので、緩急にやられます!
©木内一雅/渡辺潤/講談社
まずは10巻あたりまで読んでみたら、そこからズルズルとこの漫画の魅力に引き込まれていくと思います!
伝説となった衝撃すぎる「オチ」は賛否両論ありますが、間違いなく名作と言えるヤクザ漫画ですね。
代紋TAKE2を読む
静かなるドン
作者 | 新田たつお |
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巻数 | 全108巻(完) |
期間 | 1988〜2012年 |
出版 | 実業之日本社 |
一度は読むべき名作!これぞヤクザ漫画界のドン
下着会社プリティで働く、冴えないサラリーマンの近藤静也。実は彼は広域暴力団新鮮組総長の一人息子だったが、父が狙撃されたのをきっかけに跡を継がされ、カタギとヤクザ両方の人生を同時に歩むことになった。
昼も夜も個性的なキャラに囲まれていますが、まぁ兎にも角にもヤクザモードの時のドンの渋さったらもう…たまりませんよ。ここまで器のデカいキャラはそうそう見たことがないので、惚れます。
©新田たつお/実業之日本社
ドラマも漫画も超がつくほど有名な作品ですが、いつ読んでもやはり面白いですね。
長すぎるとか、昔の作品だからという理由で読むのを躊躇っている人がいたら、本当に勿体無いのでとりあえず数巻だけでもまずは読んでみて欲しいです!
静かなるドンを読む
殺し屋1
作者 | 山本英夫 |
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巻数 | 全10巻(完) |
期間 | 1998〜2001年 |
出版 | 小学館 |
究極のサドとマゾの闘い!イカれ具合は断トツNo1
人が傷ついているのを見ると興奮してしまう殺し屋「イチ」や、そんな彼に狙われていることが分かっただけでも興奮してしまう究極のマゾヒストのヤクザ「垣原」など、ぶっ飛んだ変態たちが歌舞伎町を地獄にしてしまうバイオレンス漫画。
グロさと不快さは今回紹介している漫画の中でも断トツ1番なので、そういうのが苦手な人は読まないほうがいいかも知れません・・・(この記事を読んでる人で、苦手な人はいないかw)。
©山本英夫/小学館
「イチ」は元いじめられっ子ということもあり、泣いてしまう描写が多いですが、泣きながら人を殺すので、それがまた不気味。
ここまでイカれた漫画はみたことがないですね。
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まとめ
今後も新たにおすすめしたい作品があったら、ここに追加していきます。
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