漫画と言えばこのジャンルという人も多いのではないでしょうか。バトル・アクション漫画。
この記事では数々のバトル・アクション漫画を読んできた僕が、よくある人気ランキングとは関係なく、ひたすらおすすめのバトル・アクション漫画を紹介していきます。
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目次
おすすめのバトル・アクション漫画(少年ジャンプ以外)
囚人リク
作者 | 瀬口忍 |
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巻数 | 全38巻(完) |
期間 | 2011〜2018年 |
出版 | 秋田書店 |
熱い友情と熱い闘い!興奮必至の脱獄アクション
近未来都市東京のスラム街で生きる13才のリクは無実の罪で懲役30年を科せられ、刑務所へ収監されてしまう。キツいイジメを受けるリクだが、彼の真っ直ぐな心に周りの囚人は影響を受け、やがて全員で脱獄を試みるのだった…!
主人公のリクもいいのですが、それ以上に同部屋の囚人・レノマのカリスマ性が半端ない!最初はめちゃくちゃ嫌な奴だなぁと感じますが、途中からはどっちが主人公なのかわからなくなると思いますよ(笑)
©瀬口忍/秋田書店
最後の方は敵キャラがぶっ飛びまくってて賛否分かれるところではありますが、極楽島特級刑務所から脱獄するまでは文句無しに名作!
海外ドラマのプリズンブレイクが好きな人は、ほぼ間違いなくハマるはず。
囚人リクを読む
嘘喰い
作者 | 迫稔雄 |
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巻数 | 全49巻(完) |
期間 | 2006〜2018年 | 出版 | 集英社 |
芸術の域まで達した、圧倒的な暴力描写!
ある日、闇金に追われるギャンブル狂の梶くんが「嘘喰い」と呼ばれる伝説のギャンブラー・斑目貘と出会う。嘘喰いに魅了された梶くんはその日から嘘喰いと行動を共にし、殺人も容認される特殊なギャンブルの世界に身を投じることになった…。
命をかけたギャンブルが、背後にある銃器よりも恐ろしい人間たちの存在のお陰で、より一層緊張感が増します!そしてその人間たちのバトル描写が素晴らしすぎる!
©迫稔雄/集英社
ただのギャンブル漫画だと思って読んでいない人は大損してますね!
もちろん、ギャンブル漫画としても漫画史に残る最高の作品なので、頭脳・心理戦が好きな人にもオススメです。
嘘喰いを読む
六道の悪女たち
作者 | 中村勇志 |
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巻数 | 全26巻(完) |
期間 | 2016〜2021年 |
出版 | 秋田書店 |
ラブコメ要素満載の王道少年漫画!
不良にイジメられている、亞森高校の六道桃助のもとに、死んだ祖父から謎の巻物が送られてきた。その日から、何故か「悪女」にだけ好かれる体質になってしまった六道と仲間たちの物語が始まる!
まるで全盛期の少年ジャンプ漫画の様な「友情・努力・勝利」を真っ向から描いていて、そこにヤンキー要素とラブコメ要素を足した、王道少年漫画です!
©中村勇志/秋田書店
決して強くはないけど、誰よりも芯の通った主人公のハートに心打たれます!子供だけでなく、少年漫画が好きだった大人も楽しめる非常にアツい漫画ですね。
終わり方どうなるんだろう…とハラハラしていましたが、終わり方も素晴らしい!
六道の悪女たちを読む
777 スリーセブン
作者 | 小沢としお |
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巻数 | 全4巻(完) |
期間 | 2013〜2014年 |
出版 | 秋田書店 |
怒り狂う正義のヒーロー誕生!その正体は…?!
ヤンキーから毎日凄惨な暴行を受ける心優しき高校生・佐藤の前に、突然ある男が出現。その日から佐藤の人生は一変することになった。世の中の悪党を、圧倒的な武力で成敗する3人組「スリーセブン」の激闘の物語!
『ナンバMG5』などのヤンキー漫画で有名な小沢先生が描く純粋なバトル・アクション漫画なのですが、主人公のキレ具合が半端なく、敵が敵なので読んでて本当にスカッとします!
©小沢としお/秋田書店
まだまだここからって所で終わってしまったのは残念なのですが、グダグダ感は全くなく、終わりまでしっかりとまとまっています!
短い巻数のバトル物が読みたい人は是非!
777 スリーセブンを読む
ゴールデンカムイ
作者 | 野田サトル |
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巻数 | 全31巻(完) |
期間 | 2014年〜 |
出版 | 集英社 |
殺しあり、グルメあり、笑いあり!様々な要素が高次元で絡み合う!
鬼神の如き戦闘力で日露戦争を生き抜いた兵士「不死身の杉元」は、一攫千金を夢見てきた北海道でアイヌ秘蔵の莫大な金塊の存在を知ることに。熊に食われそうになった所を助けてくれたアイヌの少女・アシリパと杉元の、金塊探しの旅が始まる!
バトル要素ともう一つくらいの要素が合わさる漫画はいくつもありますが、バトル以外に4つの要素も取り入れてしまうクレイジーな漫画は、これ以外に読んだことがありません(笑)
©野田サトル/集英社
しかしごちゃごちゃ感はなく、金塊探しの旅の中で全ての要素が自然な流れで絡み合っていくので、読んでて全く飽きが来ないですね。
特に、普段触れることのないアイヌ文化を楽しく興味深く触れてくれているのが嬉しい。非常に勉強になります!
ゴールデンカムイを読む
おすすめの能力系バトル・アクション漫画(少年ジャンプ以外)
バジリスク~甲賀忍法帖~
作者 | 原作-山田風太郎 作画-せがわまさき |
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巻数 | 全5巻(完) |
期間 | 2003〜2004年 | 出版 | 講談社 |
バトル物漫画・アニメの全ての原点がここにあり!!!
徳川家康は、忍法の二大宗家である甲賀と伊賀を競わせ、どちらが生き残るかによって三代将軍の世継ぎ問題を解決することにした。十人対十人の非情な殺戮合戦が始まったが、実は甲賀と伊賀の跡取りは深く愛し合っていて…!
小説家・山田風太郎氏の1959年発行『甲賀忍法帖』を原作として作られた漫画なのですが、特殊能力を持った20人がそれぞれの特性を活かして戦う様子は、60年以上経っても全く色褪せないどころか、恐ろしいくらいに輝きを放っています!
©山田風太郎/せがわまさき/講談社
「原点であり頂点」という言葉がぴったりなほど、バトル描写が素晴らしいです。そしてバトルだけでなく、過酷な運命を背負った登場人物たちの切ないストーリーにも心打たれました。
しかもこれがたった5巻でめちゃくちゃ綺麗にまとまっているのですから…これは読まないと損です!
バジリスク~甲賀忍法帖~を読む
寄生獣
作者 | 岩明均 |
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巻数 | 全10巻(完) |
期間 | 1988〜1995年 |
出版 | 講談社 |
30年以上熱狂的ファンを生み続ける、伝説のバトル漫画
人間に寄生して他の人間を捕食する謎のパラサイト(寄生生物)が突然現れる。たまたま右腕だけが寄生された高校生の泉新一は、言葉を学習し自らを「ミギー」と名乗る様になった右腕と共に同類のパラサイトと命を懸けた戦いを始めることになった。
この漫画が多くの熱狂的ファンを生むのは、緊張感ある戦闘シーンが素晴らしいのはもちろんのこと、やはり哲学的な内容に惹かれるからでしょうかね!グロいシーンが多々あるので、苦手な人は注意が必要ですが、「人間」について深く考えさせられます。
©岩明均/講談社
『ターミネーター2』にも影響を与えたと言われ、それにまつわるある噂もあるんですよね。影響を与えていてもおかしくないと思えるほど、他の漫画にはない独特の重みがこの作品からは感じられます。
それにしてもかなり奇妙な見た目なのに、やたらミギーが可愛く見えるのはなんでだろう(笑)
寄生獣を読む
東京喰種トーキョーグール / 東京喰種トーキョーグール:re
作者 | 石田スイ |
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巻数 | 第1部 - 全14巻 第2部 - 全16巻 |
期間 | 2011〜2018年 | 出版 | 集英社 |
ダークな世界観と能力系バトルに酔いしれる
人間社会に紛れ人肉を食べて生きる「喰種(グール)」が存在する街で暮らす、平凡な大学生・金木研。そんな彼が、ある事故で喰種の内臓を移植されてしまったのをきっかけに、喰種と喰種を駆逐する捜査官との死闘に巻き込まれることになってしまい…。
まぁ読めば読むほどダーク…だけどそこが魅力的!ただ、グロさも悲しみも強い漫画なのでそういうのが苦手な人は読まない方がいいかもしれないです(汗)
©石田スイ/集英社
「喰種」たちは皆んな妙な色気があって、戦闘シーン以外も見惚れてしまいますね。
2部で失速してしまった感は否めないのですが、1部の方はもっともっと評価されてもおかしくない名作だと思います。
東京喰種トーキョーグールを読む
CLAYMORE
作者 | 八木教広 |
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巻数 | 全27巻(完) |
期間 | 2001〜2014年 | 出版 | 集英社 |
繊細なタッチで描かれるダークファンタジー
人間を捕食する魔物「妖魔」を倒すためだけに、組織によって生み出された「クレイモア」と呼ばれる女戦士たち。その中の一人のクレアが、妖魔を倒しながらある目的のために旅を続けるファンタジー漫画です。
ヤンキーギャグ漫画『エンジェル伝説』でも有名な八木先生ですが、今回はビックリするほど正反対な作品で非常にシリアス!八木先生の繊細なタッチが、女戦士の美しくも力強い闘い方に合ってますね!
©八木教広/集英社
序盤は妖魔との闘いがメインですが、途中からはまさかの展開となり、そこからまたグッと面白くなります!
ただ「クレイモア」はみんな容姿が似ているのと、名前がカタカナなので中々覚えられません。。。なので2回読んで誰が誰だか分かった方が、より楽しめますね(笑)
CLAYMOREを読む
おすすめのSF系バトル・アクション漫画(少年ジャンプ以外)
GANTZ
作者 | 奥浩哉 |
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巻数 | 全37巻(完) |
期間 | 2000〜2013年 | 出版 | 集英社 |
映画化も成功した、唯一無二の3D漫画
高校1年生の玄野計と加藤勝は、線路に落ちた酔っ払いを助けようとするも電車に轢かれて死んで…と思いきやマンションの一室に一瞬で移動。その日から2人は、部屋にある謎の黒い球からの指令で、様々な「星人」の暗殺ミッションに駆り出されるようになってしまった…。
グラフィックソフトを駆使した漫画で、独特の空気が作品全体に流れているのですが、バトル漫画好きならまず間違いなく読むべきでしょう!
©奥浩哉/集英社
敵・武器・乗り物も独特で、この漫画でしか味わえない描写に圧倒されるはず!
25巻あたりの「大阪編」までは、まず誰も途中で読むのを放棄なんてできないのではないでしょうか。それほど面白いです。
GANTZを読む
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まとめ
オススメしたい漫画はもっともっとあるので、もし良ければ漫画カテゴリーにある他の記事も読んでみてくださいね。
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