こんにちは、えもやん(@emoyan_stone)です。
今回歌詞の意味を解説・考察する曲は、1992年発売の6thアルバム『RUN』収録の「紅い陽炎」。パートナーへの愛が薄れてしまった男女が激しく愛し合ってしまった曲で、B'zの曲の中でも有名な不倫ソングです。
では早速、「紅い陽炎」の歌詞を深掘りしていきましょう!
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「紅い陽炎」情報
収録 | RUN(6thアルバム / 1992年) |
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制作 | 作詞 - 稲葉浩志 作曲 - 松本孝弘 編曲 - 松本孝弘 / 明石昌夫 |
動画 | YouTubeで検索 |
「紅い陽炎」解説・考察
この曲の主人公は配偶者のいる男性。
何度も何度も体を重ね、その度に愛が深まり、もう彼女への想いが爆発寸前・・・という精神状態ギリギリの主人公の心情が描かれた歌詞です。
惹かれ合うのは必然
互いのそれを触れ合った 夏の日
消えゆく季節に ふたり逆らうように
炎を産んで
それぞれパートナーがいる2人。どちらも関係は冷え始めているという事を「渇きかけの心に入った小さなひび」で表しています。
同じ境遇の2人は自然と距離が縮まり、いけないと分かっているのに、愛し合ってしまう事に・・・。
止まらない2人の愛
人間は理性のある生き物なので、不倫すれば最初は誰だって罪悪感はありますよね。でもこの曲の2人は、体を重ねるうちにお互いの境遇なんて吹っ飛んでしまい、本能の赴くまま好きだという感情をぶつけ合うようになってしまいます。
隠しきれない想いが とめどなく溢れる
仕事中でも、家で配偶者といるときも、不倫相手のことを思ってしまう主人公。暴走してしまう寸前です・・・。
とにかく堂々と愛し合いたい気持ちが強くなっています。
結末は・・・?
力尽きるまで踊れ 紅い陽炎
「力尽きるまで踊れ 紅い陽炎」と描いてあることから、主人公は今後の結論を出せないまま、とにかくもう行くところまで行ったれ!という心境になっているのではないでしょうか。最悪の結末を迎えてしまいそうな予感がプンプンしますね。
個人的には相手側の気持ちも是非知りたいところ(もしかしたら燃えているのは主人公だけだったりして・・・?)。
「紅い陽炎」オススメの一節
この曲のオススメの一節は大サビの前半部分!
雑踏の中に立ち その名を叫びたい
雑踏の中、つまり人が大勢集まる場所で不倫相手の名前を呼ぶなんてこの2人の今の関係性ではできません。
不倫ではなく堂々と愛し合いたいという主人公の心情が、上手く伝わる歌詞ですね。
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まとめ
稲葉さんの歌い方と松本さんが作る歌謡曲的なメロディに、この歌詞が加わることで大人の色気が感じられる曲になっています。
B'zの不倫・浮気曲は他にも歌詞の考察をしているので是非読んでみてください!