イギリスのクラブシーンから生まれた、ジャズや1970年代ソウル/ファンクを融合した様な「アシッドジャズ」と呼ばれるジャンルに突如現れた、ジェイ・ケイ(Jay Kay)率いるイギリスのバンド、ジャミロクワイ(Jamiroquai)。
この記事では彼らのおすすめ曲を知りたい人のために、よくある人気曲・代表曲ランキングとは違う僕個人がオススメする曲を紹介します。
超絶オススメ!!
↑曲名をクリックするとその項目までジャンプします
スポンサーリンク
ジャミロクワイ(Jamiroquai)とは
1992年、アシッドジャズ・レコーズから発売された『When You Gonna Learn』がロンドンのクラブシーンで注目を浴びました。
それをきっかけに新人としては異例のアルバム8作の契約をソニー・ミュージックと結んでデビュー。
あっというまに、同じイギリスのバンドのIncognitoと共にアシッドジャズを代表するバンドに。
バンドの名前を聞いてピンと来なくても、あのPVを見たら分かるって人がいるかもしれません
ジャミロクワイ(Jamiroquai)のおすすめ10曲
When You Gonna Learn
収録 | Emergency on Planet Earth(1stアルバム / 1993年) High Times: Singles 1992–2006(ベスト・アルバム / 2006年) |
---|---|
制作 | 作詞・作曲 - Jay Kay |
didgeridooと言うオーストラリア大陸の先住民アボリジニの金管楽器の奇妙な音色から、一転してとんでもなくグルーヴィーな演奏が始まります。初めて聴いた時の僕は好み過ぎて、クラクラっと目眩が・・・(笑)
そして更に、ジェイ・ケイの、ステーヴィーワンダーの様な神声&メロディを聴き、完全にノックアウト。まだまだ音楽には新しいジャンルができるんだと思い知らされました。
Virtual Insanity
収録 | Travelling Without Moving(3rdアルバム / 1996年) High Times: Singles 1992–2006(ベスト・アルバム / 2006年) |
---|---|
制作 | 作詞・作曲 - Jay Kay / Toby Smith |
イントロのキーボードのリフは音楽史に残る名リフ。そこにジェイ・ケイが作り出す心地良いメロディが乗っかり、完全無敵の名曲が出来上がっています。
この曲はカップヌードルのCMの影響で、ある年代より上の人は誰でも知っているのではないでしょうか。ちなみに、元々イギリスと日本では一作目から人気があったんですけど、このアルバムがきっかけでアメリカでも爆発的に売れたそうです。
Space Cowboy
収録 | The Return of the Space Cowboy(2ndアルバム / 1994年) High Times: Singles 1992–2006(ベスト・アルバム / 2006年) |
---|---|
制作 | 作詞・作曲 - Jay Kay |
この曲は、兎にも角にもベースラインが最高なので、ベース好きは必聴。宇宙空間を浮遊してる様なふわふわとした曲ですが、ベースラインだけは野太く体全身に響き渡ります。
ジェイ・ケイのかすれ気味な裏声もGood。
Canned Heat
収録 | Synkronized(4thアルバム / 1999年) High Times: Singles 1992–2006(ベスト・アルバム / 2006年) |
---|---|
制作 | 作詞・作曲 - Jay Kay |
70年代ディスコやファンクの要素が強く感じられる4thアルバムの中のリード曲なだけあってノリがよく、ジェイ・ケイの歌声&メロもいつも通り極上の仕上がりとなっています。そこに美しいストリングスが加わっているので、上品にノレます。
「Virtual Insanity」で認知度が茶の間にまで広がった影響か、このアルバムが日本では1番売れたみたいですね(日本だけで約73万枚の売り上げ)。
Too Young to Die
収録 | Emergency on Planet Earth(1stアルバム / 1993年) High Times: Singles 1992–2006(ベスト・アルバム / 2006年) |
---|---|
制作 | 作詞・作曲 - Jay Kay / Toby Smith |
同じアルバムに収録されている「When You Gonna Learn」よりも、さらにスティービー・ワンダー色が強い!けどそれがいい。「トゥートゥットゥットゥー♪」って歌うところなんてモロです(笑)
Soul・Funk・Jazzというおしゃれ全開なジャンルのテイストを融合し、ここまで聴きやすいポップスに昇華することに成功した20代前半のジェイ・ケイの才能にはただただ驚かされるばかりです(BassのStuart Zenderにいたってはこの時18才!?)。
Travelling Without Moving
収録 | Travelling Without Moving(3rdアルバム / 1996年) |
---|---|
制作 | 作詞・作曲 - Jay Kay |
ジェイ・ケイが大好きな「フェラーリ」のご機嫌なエンジン音から始まり、それに負けじと攻撃的なベースのリフが入ってきます。
あまり歌メロには印象はありませんが、それでもオススメするのは単純に演奏が格好いいからです。特に2分ごろから始まるベースソロが最高。
Cosmic Girl
収録 | Travelling Without Moving(3rdアルバム / 1996年) High Times: Singles 1992–2006(ベスト・アルバム / 2006年) |
---|---|
制作 | 作詞・作曲 - Jay Kay / Derrick McKenzie |
ディスコ・ファンクテイストのサウンドでリスナーの体を揺らしながら、耳障りのいいメロディで心までグッと掴んできます。
このアルバムの頃になると「スティービーっぽさ」は影を潜め、歌声を聴くだけで「Jamiroquaiっぽさ」を大いに感じることができます。
Seven Days in Sunny June
収録 | Dynamite(6thアルバム / 2005年) High Times: Singles 1992–2006(ベスト・アルバム / 2006年) |
---|---|
制作 | 作詞・作曲 - Jay Kay / Matt Johnson |
アコギから始まるイントロが印象的な、片思いの物語をテーマにした楽曲。
初期のアシッドジャズ感が強かった彼らを思い出させてくれます。
Love Foolosophy
収録 | A Funk Odyssey(5thアルバム / 2001年) High Times: Singles 1992–2006(ベスト・アルバム / 2006年) |
---|---|
制作 | 作詞・作曲 - Jay Kay / Toby Smith |
ファンク好きにはたまらない、乾いたギターカッティングから始まるファンクソング。
ちなみにタイトルの「Foolosophy」は、fool(愚か)とphilosophy(哲学)を合わせた造語です。
Cloud 9
収録 | Automaton(8thアルバム / 2017年) |
---|---|
制作 | 作詞・作曲 - Jay Kay / Matt Johnson |
前作『Rock Dust Light Star』から7年の時を経て出したアルバムの代表曲のひとつ。
何枚アルバム出しても、確実にファンの心を掴む曲を披露してくれますね。
こんなアーティストもどうでしょう
この記事を読んだ人は、もしかしたら下記アーティストのことも、気にいるかもしれません!
マルーン5(Maroon5)
アイズレー・ブラザーズ(The Isley Brothers)
ジェイソン・ムラーズ(Jason Mraz)
まとめ
今では初期からのメンバーはヴォーカルのジェイ・ケイだけになってしまいましたが、そもそもジャミロクワイがバンド名だと知らない人が多いみたいですね!
自分もそうでしたが・・・(笑)